ごあいさつ ~ 2012年 第2期 ~

 コモード(comodo)とは音楽表記で一般的には “気楽に” “飾らずに” “心地よく” “のんびりと” といった意味です。私には理想の生き方、そのまま社名といたしました。

 

 さて、私がなぜ介護サービス提供会社を興したのかをお伝えしたいと思います。それは、たったひとりの素敵な介護士さんとの出会いが始まりでした。その介護士さんは会えばいつもご利用者さまのエピソードなど職場のお話を楽しそうに聞かせてくれました。

 

 生き生きと仕事をする彼女は通所介護施設の施設長に抜擢されます。しかし、彼女の笑顔は急成長する施設の成績と反比例するかのように少なくなりました。

 

 商売は右手に感性、左手に算盤といいます。彼女の持つ介護施設への希望と展望そして夢は経営者のそれと平行線だったのでしょう。私は介護の経営はこれからですから、そのベテラン経営者を批評できる立場ではありません。ただ、『もったいないなあ』と直感したのです。

 

 私は4人の祖父母と会話した記憶がありません。グランパ・グランマコンプレックスがあるようです。ご高齢者のもつ時間と空間が妙にほっとしたりします。この激動の昭和を支えて下さったご高齢者の方々の人生で最初で最後の大型連休を私が出会った素敵な介護士さんのプロデュースで豊かな時間にしていただきたい。そんな思いで微力ながら一念発起いたしました。

 

 どのような介護施設に育っていくのか。実は私が一番 わくわくしています。

 いつもどこかで笑顔があふれている そんな空間をご提供できたらこの上ない幸せです。

 

 

 

 ごあいさつの最後に、私の心に沁みた大切にしていることばをご紹介させて下さい。

 

 高齢者は心身機能が衰え、無気力 無感情な弱者ではない。高齢者は判断能力・思慮深さ・英知・人生経験を備え、たとえ身体機能は低下しても精神機能は衰えず、最期の時まで成長・成熟・完成を目指し、世の為 人の為に貢献する意欲を持ち続ける人たちである。 

 

 

 

代表取締役 横道 克彦