ごあいさつ  〜2014年 第4期〜

 

夏の終わりを告げる鉄砲百合。秋の到来を知らせる彼岸花。

季節を彩る草花はどうしてこんなにも正確に咲くのでしょう。

 

一方、私たち日本人は時間と個々のスケジュールに管理され、それに忙殺されながら季節を忘れ日々をすごしています。 

 

“かなで”とその周辺に咲く草花は私たちに季節を知らせる心のランドマーク。そして疲れた心には清涼剤となります。

 

 

“かなで”がオープンしてまもなく3年目に入ります。

地域のケアマネジャー様のご理解とかなでキャストの日々の努力により施設の中はいつも笑顔と歌声で溢れております。

 

施設ご利用者様からはお褒めのお言葉も頂戴することもあるのですが、私たちは満足することなく奢ることなく『常にご利用者様の心に寄り添った介護ができているのだろうか』と自問自答することを忘れずにいたいと感じています。平成24年10月15日、最初のご利用者様が来てくださった時の神聖で、少し緊張した空気。そしてその時のキャストの気持ち、丸2年経った今でも大切にしたいと思います。

 

目立たないけれど“在る(ある)”ことによって、生活と心のメリハリがつき、そして少しだけ癒され活力を与えてくれる。そんな季節の草花のような“かなで”を目指してまいります。

 

 

 今年も最後にこの言葉を…

 

 高齢者は心身機能が衰え、無気力 無感情な弱者ではない。高齢者は判断能力・思慮深さ・英知・人生経験を備え、たとえ身体機能は低下しても精神機能は衰えず、最期の時まで成長・成熟・完成を目指し、世の為 人の為に貢献する意欲を持ち続ける人たちである。

 

 

平成26年 9月23日

 

代表取締役 横道 克彦